呼びかけるときの「すみません」

みんなの日本語　第３課

もす

みんなの日本語にほんご　第だい３課かの会話かいわでお客きゃく様さまが店員てんいんさんに「すみません」って言いって、場所ばしょを聞きいてますよね。「ごめんなさい」ですか？

むう

「こんにちは」や「あのう」って、呼よびかけていいんですよ。呼よびかける時とき、店員てんいんさんが何なにかをしていたら、どうですか？

もす

店員てんいんさんは、仕事しごとを止やめて私わたしの話はなしを聞きいてくれます。なんだか、悪わるいなぁ。

むう

「忙いそしいのに、ごめんなさい。」の気持きもちですよね。

もす

だから、「すみません」なんですね。

むう

相手あいてを思おもいやる気持きもちですよ。

もす

品物しなものを買かうんだから、「ごめんなさい」の気持きもちは要いらないと思おもいますけど。

むう

お客様きゃくさまが、初はじめに「あなたの事ことを解わかってますよ」って気持きもちを表あらわしたら、店員てんいんさんは、「忙いそがしいけど、お客様きゃくさまのお話はなしを聞ききますよ。」って思おもいませんか？

もす

店員てんいんさんは、優やさしい気持きもちでお客様きゃくさまのお話はなしを聞きけるんですね。

むう

店員てんいんさんは、お客様きゃくさまを大切たいせつだと思おもっています。「いらっしゃいませ」と言いいます。「ませ」は丁寧でていねいす。お客様きゃくさまが、「店員てんいんさんが、忙いそがしい事ことを知しっていますよ。」と考かんがえる。思おもいやりの気持きもちが、「すみません」だったんですね。

もす

場面ばめんで、相手あいての状況じょうきょうを考かんがえる事が、「思おもいいやり」。お客様きゃくさまは、思おもいやりで「すみません。」と言いった。店員てんいんさんが、お客様きゃくさまを大切たいせつに思おもって、「いらっしゃいませ。」と言いった。両方りょうほう、「思おもいやり」ですね。